トップに
戻る

読む 飛鳥遊歩道 第一話・近鉄飛鳥駅~高松塚古墳

読む 飛鳥遊歩道
第一話・近鉄飛鳥駅~高松塚古墳

飛鳥遊歩道-1

読む 飛鳥遊歩道

近鉄飛鳥駅を降りると左手に「飛鳥びとの館」(飛鳥総合案内所)が眼に入って来ました。飛鳥の道を確認するために入ってみました。館内にはいろんな資料があり、主要スポットの割引券が付いたパスポートが販売されています。私も購入してと・・・・・さあスタートです。そのとなりには、レンタルサイクルのお店、このコースは平坦な道が多いので自転車で回るのもいいようです。

国道169号線を横断して、まずは高松塚古墳に向かいます。今は、田園風景の中ですが、飛鳥は1400年前、6世紀末の推古天皇以後100年にわたって都が置かれていて、日本の中心地でした。北に大和三山を望む飛鳥は、大和盆地の南東部に位置します。

飛鳥は、大化の改新などの日本の建国の初期の出来事の舞台となった古代史の宝庫です。いたるところに日本で最初の何とかとか付く名所旧跡に出会えます。しかし、今はのぞかな田園道をゆったり、のんびりと歩きます。ほんとに気持ちがいいのです。

まばゆい光の中を、高松塚古墳を目指して歩きます。しばらくすると右前方にこんもりとした古墳が眼に入って来ました。文武天皇陵(もんむてんのうりょう)です。それを見ながら、ひとりがやっと歩ける細さの道を歩きます。

すると目の前に高松塚壁画館が現れました。高松塚古墳に到着です。高松塚古墳を知るために館に入ってみました。昭和47年に、彩色壁画が発見されてより、このかんでは、石槨(せっかく)を再現し、飛鳥美人図のレプリカなどがみることができます。

ここが高松塚古墳なのだ!感動です。発見前は、竹やぶがおおい、ここに彩色壁画があろうとは、誰もが想像しなかったという、学生達が、たまたま発見、世紀の大発見となった。歴史を刻んだ古墳は、今は静寂の時をきざんでいます。