街歩き・自宅の周辺のウォーキングのコースの作り方
自宅や会社などの周辺を歩く街歩きウォーキングでは、信号で立ち止まることのすくないようにコース選びをします。 身近な場所で良いウォーキングコースを見つけることができると、毎日の習慣として継続しやすく運動不足の予防にもなります。
街歩きウォーキングコースづくりのポイント
ウォーキングの効果をあげるためには、できれば信号や障害物のない道を選び、最低でも10分間程度は継続して歩くことができるコースが必要です。 近所に周回遊歩道やウォーキングコースを設置している公園や、川の土手、遊歩道など立ち止まることなくウォーキングができるので是非利用したいものです。 しかし、実際にはこうした公園や川の土手などなかなか身近にないものです。
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身近なウォーキングコースに適した道
- 500m程度の直線の道(多少ならカーブしたり、曲がり角があったりしてもOK)を探します。
- その道を歩いてみて、ウォーキングに適した道であるかどうか次の項目をチェックします。
〈チェックポイント〉
- 信号がない
- 人や自動車の通りが少ない
- 歩道がある
- 見通しが良い
- 2の条件に当てはまれば、その道の往復を自分自身だけのウォーキングコースとして設定します。ウォーキングを行う場合は、必ず1往復以上は立ち止まらずに歩くようにします。
- コース内に上り坂を取り入れたりすると同じ距離を歩いた場合でも、運動効果をより高めることができます。
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500mの道を往復する意味
ウォーキングの効果を得るには、最低でも10分間は歩き続けることが必要です。
この10分間に人が移動できる距離は、通常のウォーキング(分速50~80m)で500~800m程度。 早足のウォーキングでも、出せるスピードはせいぜい分速90m位とされているので、どんなに早足の人でも900m程度の距離があれば、しっかり10分間を歩き続けたことになります。 500mの道を1往復 すると1000m(1km)、ちょうど1往復で10分間程度のウォーキングができる計算になります。
都会では信号機がない1キロメートル道を見つけるのは難しいかもしれませんが、500m程度であれば比較的見つけやすいので、 是非、自分の周囲にある道を観察してみて自分だけのウォーキングコースを作って、楽しんでください。
ウォーキングの豆知識 -目次-
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第一章 ウォーキングの基本
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第二章 ウォーキングの効果
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第三章 さまざまなウォーキング
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特別章 ウォーキング・ハイキングいろんなリスト