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ウォーキングの豆知識 - 水虫予防の手入れの方法

水虫予防の手入れの方法

気温が高くなるにつれ、シューズ内の湿気も増してきます。汗や湿気でむれた足は細菌が繁殖しやすく、放っておくと水虫になってしまいます。

水虫の原因はカビ

水虫の原因は白癬菌(はくせんきん)と呼ばれる真菌、つまりカビの一種が皮膚に付着し、皮膚の 角質層に侵入して感染することがわかっています。感染すると、ケラチンと呼ばれる皮膚のたんぱく質などを栄養にして繁殖していき、やがてかゆみや皮膚、爪 の病変などの症状となって現れます。
熱がこもり湿っぽいシューズ内は白癬菌の繁殖にとってうってつけの環境。さらに、足の皮膚はケラチンを豊富に含んでいるため、水虫に感染し、症状が悪化するとなかなか治りにくくなってしまいます。白癬菌が皮膚に接触しても、すぐに水虫になるわけではなく、付着してから角質層に侵入して繁殖を始めるまで、個人差はあってもおよそ数日 から1週間程度の潜伏期間があるそうです。つまり、きちんとしたケアを心がければ水虫は防げるものなのです。

水虫予防の仕方と注意点

健康な人の皮膚であれば、普通に足を洗って乾かしておけば白癬菌は洗い流されてしまい、水虫にはなりにくいとされています。そこで、水虫にならないために次のケアを毎日の習慣にできると良いでしょう。

  1. 毎日のケア
    1. ウォーキングの後など日に1度はしっかり足を洗う(特に、指の間や足の裏は入念に!)

    2. 素足でいる時間を意識して作り、足指の間もしっかりと乾かすようにする

    3. 1日履いたシューズは乾かしてからしまい、同じシューズを2日以上続けて履かない

    4. 足のジメジメが気になるときは、殺菌やデオドラント効果のあるもの(レモンやサイプレスなどの精油を数滴たらしたお湯、緑茶の出がらしを入れたお湯、酢をたらした湯など)を使って足浴を10分程度、毎日行う

  2. 予防のための注意点
    1. 家族内で水虫の人がいる場合には、直接感染や間接感染に気をつける(特に、足拭きマットやスリッパなどの併用は避ける)

    2. 足拭きマットのある公共のプールや温浴施設、スリッパを共有する病院などを利用した後は必ずしっかり足を洗って乾かす

    3. 室内はこまめに換気し、湿気がこもらないようにする

    4. 床はほこりをためないように、こまめに掃除する

シューズを清潔に保ちましょう

シューズの素材別に正しいお手入れを行うことが、シューズを清潔に保つためには欠かせません。しかし、シューズを履いた後に毎回水洗いなどをするのは、なかなか大変ですね。そこで、シューズを履いた後は最低でも次のことに気をつけておくと良いでしょう。

  1. シューズを履いた後の注意点
    1. 脱いだシューズをすぐに下駄箱にしまったり、袋に入れたりせず、風通しのよい日陰で乾燥させる

    2. 特に汗をかいた後はシューズ内に丸めた新聞紙などを入れて乾かし、しっかりと湿気を取ってから下駄箱に入れるようにする

  2. ドライヤーを使ったシューズの湿気取り方法
    1. ティッシュや乾いた布巾、ドライヤー、新聞紙(数枚)を用意する

    2. ティッシュや乾いた布巾でシューズの内側の水分を拭き取る

    3. ドライヤーの冷風(COLD)をシューズに当て、乾かす

    4. シューズの中に丸めた新聞紙を詰め、陰干しで十分に乾燥させる

    5. 新聞紙は入れっぱなしにするのではなく、3回程度、新しい新聞紙に交換すると良いでしょう

    6. 一度履いたシューズは、できれば2日以上は空けてから履けるように、何足かのシューズを用意してローテーションを組んでおくのがお勧めです

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ウォーキング豆知識

ウォーキングの豆知識+PS -目次-

ウォーキングの豆知識-目次-
  1. 第一章 ウォーキングの基本

  2. 第二章 ウォーキングの効果

  3. 第三章 さまざまなウォーキング

  4. 第四章 new ウォーキングハイキングの足の手入れ

  5. 第五章 new ウォーキング中の応急手当の基礎知識

  6. 第六章 new ウォーキンググッズの基礎知識

  7. 第七章 new マッサージの仕方と入浴方法

  8. 特別章 ウォーキング・ハイキングいろんなリスト