マッサージでウォーキングの疲れをとる
ウォーキングで一番よく使う部位は、「脚」です。歩いた後は、マッサージで筋肉の疲れをほぐすと疲れが翌日に残りにくくなります。また、血液やリンパの流れが改善されむくみ予防・解消にもつながります。
ウォーキング後のマッサージ
入浴後に足だけでなくアキレス腱やふくらはぎ、かかとも行うとより効果的です。マッサージが終わった箇所はタオルや毛布をかけて体温の低下を防いでください。
足のマッサージ
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足の裏
足指のつけ根から土踏まず、かかとまでこぶしや両手で押す、叩く、もむなどしてほぐします。かかとは疲れが出やすいので、やさしく時間をかけてほぐします。
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足の甲
両手の親指で、足指のつけ根から足首へと向かって押していきます。また、親指と人差し指のつけ根、小指と薬指のつけ根の間は疲れがたまりやすいので、ゆっくりとしっかりほぐします。
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アキレス腱・ふくらはぎのマッサージ
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アキレス腱
足指のつけ根から土踏まず、かかとまでこぶしや両手で押す、叩く、もむなどしてほぐします。かかとは疲れが出やすいので、やさしく時間をかけてほぐします。 -
ふくらはぎ
ふくらはぎの筋肉と骨の境目をやさしく押して下から上へほぐしていきます。また、ふくらはぎの側面を手のひらのつけ根で軽く筋肉をゆすりながらもみほぐします。
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マッサージのポイント
マッサージは、心臓から遠い末端の部分から近い方へ向かって行うことで、血行やリンパの流れが促進されます。
お風呂に入りながらマッサージをするのも効果的です。40度程度のお湯につかりながら行うことで、筋肉がリラックスしてマッサージ効果が高まります。
ツボ押しで疲れをとる
足には多くのつぼがあります。それぞれの症状により、指圧するつぼの位置も変わってきます。また、つぼはからだの両側に左右対称に位置しています。からだの両側を必ず指圧するようにしてください。
指圧の加減は、「痛いけど気持ちよい」程度の力で呼吸に合わせて押していきます。
ウォーキングの豆知識+PS -目次-
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第一章 ウォーキングの基本
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第二章 ウォーキングの効果
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第三章 さまざまなウォーキング
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第四章 new ウォーキングハイキングの足の手入れ
- 足のセルフチェックと足の手入れ方法
- 足のむくみの予防とその解消方法
- ウォーカーのひざのトラブルの原因と予防方法
- 足のマメの予防とマメの治し方
- 足の爪の手入れ方法
- ウオノメやタコの原因とできてしまった時の手入れ方法
- 火照った足の疲れを翌日に残さないための手入れの仕方
- 疲れた足をすばやく楽にできるストレッチ
- 足全体の疲労回復に効果的なマッサージと開脚運動の仕方
- 健康な足づくりに役立つ足指のストレッチ
- 靴ずれの原因と予防
- 水虫予防の手入れ方法とポイント
- 足の爪とカカトのための週1回の特別な手入れ方法
- つま先や足首の冷えに効果的な簡単な手入れストレッチ
- ウォーキングで活用したいテーピングのやり方
- 保湿クリームを使った足の手入れ方法
- 足底筋膜炎を予防する足裏の手入れ方法
- ハンマートゥの原因と予防、改善ストレッチ
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第五章 new ウォーキング中の応急手当の基礎知識
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第六章 new ウォーキンググッズの基礎知識
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第七章 new マッサージの仕方と入浴方法
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特別章 ウォーキング・ハイキングいろんなリスト