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ウォーキングの豆知識 - しっかり身体を温める入浴方法

しっかり身体を温める入浴方法

寒い季節は、お風呂でからだを温めたくなります。しかし、入浴後しばらくするとからだが冷えてしまい、よく眠れなかったり、疲れが残ってしまうことも多いようです。ウォーキングの後はからだが温まっているからといって、汗を流しただけで入浴を終わりにしてしまうと、からだが冷え体調を崩しやすくなります。適切な入浴方法を身に付け、寒さに負けないからだを作りましょう。

リラックスとマッサージの効果

寒さを感じるとからだが緊張してしまうため、暖かい気候のときよりも、コリや疲れが溜まりやすくなります。そのコリや疲れは、血液障害による疲労物質の蓄積によっておこります。

入浴には筋肉の緊張を取り、リラックスした状態にしてくれる効果があります。具体的には、裸でいることや一人でいるという解放感、水中では重力が約1/9 になることから重力からの解放感を得ることができます。さらに、湯船に張ったお湯が、ツボへの刺激に大切な「温度」「水圧」を備えているため、マッサージ に近い効果を得られるのです。

入浴時のちょっとした工夫で、温まったからだを持続させることができます。

コリや疲れをとる入浴方法

入浴は、適切な温度と水圧により、マッサージに近い効果を得られます。特に、コリや疲れが溜まりやすい肩や腰など、積極的に温めましょう。

  1. 10分間を目安に入浴

    硬くなった筋肉は、40℃くらいの温度のお湯で10分ほど温めれば、かなりほぐすことができま す。のぼせやすい人は、半身浴しながら肩にお湯で温めたタオルを乗せたり、熱めのシャワーを勢いよく当てると効果的です。ウォーキング後もシャワーで終わらせず、湯船に10分間つかり、コリや疲れが残りやすいところをしっかり温めましょう。

身体を冷やさない入浴方法

熱いお湯につかり、瞬間的に温まったつもりでも、からだの芯まで温めることはできません。また、急激な血圧の変化を引き起こし、大きな事故につながることもあります。正しい知識を持って入浴すれば、温まった状態を持続できます。

  1. 効果的な入浴手順
    1. 温度を調節する
      寒い季節は、部屋、脱衣室、浴室、湯船とそれぞれ温度差が激しくなります。血圧の変化により事故につながることがあるので、できるだけ温度差をなくしましょう。脱衣する前に、浴室に熱めのシャワーを流すなどして室温を調整しましょう

    2. かけ湯をする
      かけ湯をするのは家族で共有する場合のエチケットでもありますが、からだを湯温になじませる効果があります

    3. お湯につかって汗をかいてから洗う
      髪やからだを洗うのは、お湯につかって汗をかいてからにしましょう。この方が、汚れが浮き出てくるので効果的です

    4. シャワーは最後にする

    5. かけ水をする
      手足の先には太い血管が流れています。手足の温度が高いと、全体の体温が高いと判断され、熱を放散しようとします。それを防ぐためにも、上がり際に手足にかけ水をして冷やし、体の熱を逃がさないようにしましょう

    入浴は、いつも入っているからと油断せず、体調の変化に気をつけながら入浴しましょう。

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ウォーキング豆知識

ウォーキングの豆知識+PS -目次-

ウォーキングの豆知識-目次-
  1. 第一章 ウォーキングの基本

  2. 第二章 ウォーキングの効果

  3. 第三章 さまざまなウォーキング

  4. 第四章 new ウォーキングハイキングの足の手入れ

  5. 第五章 new ウォーキング中の応急手当の基礎知識

  6. 第六章 new ウォーキンググッズの基礎知識

  7. 第七章 new マッサージの仕方と入浴方法

  8. 特別章 ウォーキング・ハイキングいろんなリスト