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ウォーキングの豆知識 - ウォーキング中の捻挫、切り傷の応急手当

ウォーキング中の捻挫、切り傷の応急手当

ウォーキングの途中で思わぬケガをしてしまう事があります。この時、適切な応急手当をすると、その後の回復にかかる時間が大きく変わってきます。また、応急手当後は必ずすぐに専門の医師の診断を受けてください。

捻挫の応急処置

足場の悪い所やちょっとした段差で足首をひねってしまった時は、無理をせずすぐに休んで次の手順で処置をしましょう。

  1. すぐに靴、靴下を脱がせる
  2. 横になりベンチなどに足を乗せるなどして、足首が心臓よりも高い位置にくる姿勢をとる(腫れの予防)
  3. 患部に濡れタオルや水を入れたビニール袋などを当て、患部を冷却(アイシング)する
  4. 腫れがひどくなるようであれば、足首が90度の角度で固定されるようにバンダナや包帯などを巻き、患部を圧迫し、その上から濡れタオルや水を入れたビニール袋などで更にアイシングを続ける
  5. この応急手当方法をRICE(ライス)処置と言います。この処置をする事によって、捻挫を早く回復させることができます
  6. RICE処理とは

    Rest--------------安静

    Ice----------------冷却

    Compression-----圧迫

    Elevation---------挙上(きょじょう)持ち上げること

切り傷の応急手当

転倒などで切り傷を負ってしまった場合は、すぐに出血を止める処置をしましょう。
他人の傷口を処置する場合は、直接血に触れないように注意してください。

  1. 切り傷の応急手当の実際
    1. 傷口についた土などを(水で洗うなどして)よく落とし、傷口を消毒液で消毒する。水はミネラルウォーター(飲み水)を使いましょう

    2. 出血を抑えるため、傷口を心臓より高い位置に上げる

    3. 傷口に清潔なガーゼやハンカチ、タオルなどを当て、その上から傷口を手で強く押さえる

    4. ガーゼやハンカチに血がにじみ出てきたら、もう一枚重ねて傷口を押さえる。これを何度も繰り返す

    5. それでも血が止まらない場合は、傷口と心臓の間にある「止血点」を指で押さえ傷口への血流を止めます(止血点を押さえる場合は、30分に1度3~5分程、必ず力を緩めましょう。)

    6. 出血が止まったら、傷口に清潔なガーゼやハンカチを当て、包帯やバンダナなどで固定する

  2. 各部の止血点(各部位の動脈部分)

    足---------足の付け根(股の内側)

    腕---------二の腕の内側(力こぶの下あたり)、わきの下、鎖骨のくぼみ

    指---------指の付け根

    額---------こめかみ

あると便利な応急手当グッズ

  1. ウォーキング中に携帯しておくと安心なグッズ
    1. バンソウコウ (色々なサイズがあると便利)

    2. 滅菌ガーゼ

    3. 包帯(もしくは伸縮性のあるテーピング)

    4. 消毒液

  2. 応急処置グッズを携帯していない場合の代用できるもの
    1. 清潔なハンカチ、バンダナ、タオル
      バンソウコウやガーゼ、包帯の代用になります

    2. ミネラルウォーター(飲み水)
      消毒液の代用として、傷口の汚れを流せます

  3. 応急処置後はケガの状態を自己判断せず、必ず速やかに専門の医師の診断を受けることをおすすめします
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ウォーキング豆知識

ウォーキングの豆知識+PS -目次-

ウォーキングの豆知識-目次-
  1. 第一章 ウォーキングの基本

  2. 第二章 ウォーキングの効果

  3. 第三章 さまざまなウォーキング

  4. 第四章 new ウォーキングハイキングの足の手入れ

  5. 第五章 new ウォーキング中の応急手当の基礎知識

  6. 第六章 new ウォーキンググッズの基礎知識

  7. 第七章 new マッサージの仕方と入浴方法

  8. 特別章 ウォーキング・ハイキングいろんなリスト