ウォーキングで活用したいテーピングのやり方
テーピングと言えば、ゴルフやテニスなどのスポーツ選手がケガの保護に使用しているというイメージがありますが、実はウォーキングのような軽い運動や日常生活でも活用できます。今回はウォーキングにも活用できるテーピングについてご紹介します。ケガの保護だけではなく予防にも便利なテーピングを活用して、少しでも負担を軽減し、楽しいウォーキングをしましょう。
テーピングとは
テーピングとは、粘着テープなどを用いて手足の関節などの傷害を受けやすいところを保護し、その動きが正常可動範囲を超えないように制限する方法です。ケガなどの予防や再発防止、応急処置の目的で行われます。また、テ―ピングでケガをした患部を補強することで、ケガに対する不安を軽減したり、痛みを和らげたりする効果があります。
ウォーキング中に膝や足首が痛くなる、長時間歩くと膝がガクガクする、アップダウンが続く、長い下り坂では膝や足首が痛くなるなどの悩みを抱えている方におすすめです。
足の健康状態を、自分で簡単にチェックする方法を紹介します。特に、足の裏にある3つのアーチは重要です。このアーチが崩れていると、多くのトラブルの原因になるのです。
テーピングの種類
テープには伸縮性と非伸縮性があり、その伸縮の程度やテープの幅など色々な種類があるので、目的や用途に合わせて使い分けましょう。
非伸縮性テープは、再発防止などで患部を固定する際に広く利用されます。肌の弱い人は、テープを巻く前にアンダーラップテープを使用するとよいでしょう。これは薄いスポンジ状の非粘着テープで、皮膚を保護してくれます。
その他、テープと皮膚を傷つけにくいテーピング用のはさみや、テープずれを防ぐばんそうこう、保護したいところに塗るワセリンなどがあるとより便利です。テーピング用品は薬局やスポーツ用品店、ホームセンターなどで扱っています。
テーピングの注意点
テーピングはスポーツを行う時だけではなく、日常生活の中でも役に立ちます。しかし、決して万能というわけではないので過信しないようにしましょう。長時間のテーピングは皮膚へ負担になるだけではなく、動きを制限することによる疲労の原因や精神的 な負担となってしまうこともあるので、テーピングが必要な運動や作業を行う直前に巻き、終わったら取るようにしましょう。
ケガをした場合や気になる部分に痛みや違和感がある場合は医師の診察を受けるようにしましょう。
テーピングを行う場合は、できるだけ自分自身で行わず、専門家の指導を仰ぐようにしてください。
自身で行う場合は講習会に参加したり、専門書を参考にするなど正しい知識を身につけた上で行うことをおすすめします。

ウォーキングの豆知識+PS -目次-

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第一章 ウォーキングの基本
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第二章 ウォーキングの効果
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第三章 さまざまなウォーキング
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第四章 new ウォーキングハイキングの足の手入れ
- 足のセルフチェックと足の手入れ方法
- 足のむくみの予防とその解消方法
- ウォーカーのひざのトラブルの原因と予防方法
- 足のマメの予防とマメの治し方
- 足の爪の手入れ方法
- ウオノメやタコの原因とできてしまった時の手入れ方法
- 火照った足の疲れを翌日に残さないための手入れの仕方
- 疲れた足をすばやく楽にできるストレッチ
- 足全体の疲労回復に効果的なマッサージと開脚運動の仕方
- 健康な足づくりに役立つ足指のストレッチ
- 靴ずれの原因と予防
- 水虫予防の手入れ方法とポイント
- 足の爪とカカトのための週1回の特別な手入れ方法
- つま先や足首の冷えに効果的な簡単な手入れストレッチ
- ウォーキングで活用したいテーピングのやり方
- 保湿クリームを使った足の手入れ方法
- 足底筋膜炎を予防する足裏の手入れ方法
- ハンマートゥの原因と予防、改善ストレッチ
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第五章 new ウォーキング中の応急手当の基礎知識
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第六章 new ウォーキンググッズの基礎知識
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第七章 new マッサージの仕方と入浴方法
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特別章 ウォーキング・ハイキングいろんなリスト