足の爪とカカトのための週1回の特別な手入れ方法
ウォーキングで酷使している足の爪やカカトは、毎日の入浴できちんと洗っているつもりでも意外と汚れがたまりがちです。放っておくと肌がガサガサになったり、爪の中の汚れが臭いの原因になったりもします。週に1回の特別な手入れで、健康な足を目指しましょう
カカトの手入れ方法
ウォーキングではカカトから着地して、親指で地面を蹴り上げるように して一歩一歩前に進みます。着地をする際、カカトは全身の体重を一点で支えるため、靴や地面から伝わってくる衝撃はかなり強いものとなり、そのためカカト の皮膚は足を守ろうとしてどんどん厚く硬くなっていく傾向があります。
角質層が厚くなったカカトの皮膚は、乾燥するとガチガチに硬くなり、ひどい場合にはひび割れてしまったり、痛くて歩けなくなったりすることも。トラブル予防のためにも入浴時にカカト用ヤスリなどで余分な角質を取り除くと良いでしょう。
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カカト用ヤスリの使い方
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入浴や足浴を行い、カカトの角質をふやかします
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カカトにヤスリを当て、手前に引くような感じで一定方向にヤスリを動かします
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カカトの後ろ側などはカーブしているので、カーブに合わせて角度を調節しながら少しずつ削ってください
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少し削るたびにカカトを手で触ってチェックしながら、まだ硬いかな、という程度で削るのをやめ、削りすぎないように注意してください
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最後にぬるま湯でカカトを洗い流します
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ヤスリを使った後は、保湿クリーム(尿素系がオススメ)や、乳液、ハンドクリームなどを塗りうるおいを与えてください
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ヤスリの使用は1週間に1回が目安です。くれぐれも削りすぎないようにしてください
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足の爪の手入れ方法
爪は表面だけでなく爪と指の間まで洗うのがポイントです。爪の中は垢がたまりやすく、放っておくと臭いの原因になることもあります。毎日違う靴に履き替えて、靴は乾燥させているのに足の臭いが気になるという人は、爪の中の汚れが原因かもしれません。爪の中は専用の爪ブラシかなければ歯ブラシなどを代用して、しっかり洗ってあげましょう。
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爪用ブラシを使った爪の洗い方
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ボディシャンプーや石鹸を泡立て、足全体を洗います。特につま先は念入りに洗いましよう
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泡が付いている状態でブラシを使って、やさしくブラッシングします
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決してゴシゴシと洗わず、ブラシを爪の内側に当ててやさしく小刻みに洗います
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爪の角は特に汚れがたまりやすいので、念入りに行ってください
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爪の中の掃除は1週間に1回が目安です
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丈夫な爪をつくる「爪母(そうぼ)」のマッサージ
「爪が薄く割れやすい、欠けやすい、二枚爪になりやすい」という人は、爪の付け根にある「爪母(そうぼ)」のマッサージを取り入れてみましょう。爪母はネイルマトリックスとも呼ばれ、爪の生え際、皮膚の内側にある爪を作り出す組織です。
この爪母のある部分(爪の付け根の肌)に爪用のトリートメント剤を塗って、指の腹でくるくると円を描くようにやさしくマッサージします。爪用のトリートメント剤がない場合には、顔用の保湿クリームや乳液を塗ることでも代用できます。
入浴後の肌が柔らかくなっている時にマッサージするのがオススメ!マッサージによって血行が促進されることで、丈夫な爪が作られるようになってきます。
ウォーキングの豆知識+PS -目次-
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第一章 ウォーキングの基本
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第二章 ウォーキングの効果
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第三章 さまざまなウォーキング
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第四章 new ウォーキングハイキングの足の手入れ
- 足のセルフチェックと足の手入れ方法
- 足のむくみの予防とその解消方法
- ウォーカーのひざのトラブルの原因と予防方法
- 足のマメの予防とマメの治し方
- 足の爪の手入れ方法
- ウオノメやタコの原因とできてしまった時の手入れ方法
- 火照った足の疲れを翌日に残さないための手入れの仕方
- 疲れた足をすばやく楽にできるストレッチ
- 足全体の疲労回復に効果的なマッサージと開脚運動の仕方
- 健康な足づくりに役立つ足指のストレッチ
- 靴ずれの原因と予防
- 水虫予防の手入れ方法とポイント
- 足の爪とカカトのための週1回の特別な手入れ方法
- つま先や足首の冷えに効果的な簡単な手入れストレッチ
- ウォーキングで活用したいテーピングのやり方
- 保湿クリームを使った足の手入れ方法
- 足底筋膜炎を予防する足裏の手入れ方法
- ハンマートゥの原因と予防、改善ストレッチ
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第五章 new ウォーキング中の応急手当の基礎知識
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第六章 new ウォーキンググッズの基礎知識
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第七章 new マッサージの仕方と入浴方法
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特別章 ウォーキング・ハイキングいろんなリスト